関 美彦
profile
ルーフ、バターフィールドなど90年代の伝説的なグループを経て、2000年から始動した関美彦ソロワークスは、これまでに3作を数えるが、いずれも70年代のアメリカのシンガーソングライターの名作のような輝きを持った、今の時代にとって特別なアルバムだった。盟友、曽我部恵一による油彩ジャケットが美しい3rdアルバム『スピルバーグ』から4年。精力的に全国各地でライヴ活動を続けながらもなかなかCDのリリースには至らず、ファンをやきもきさせていたが、ついに2008年、蓄積してきた名曲の数々がようやく陽の目を見ることとなる。“都会のカントリー・ミュージック”とも言うべきメロウかつソリッドなサウンドに乗るセクシーな関のヴォーカルはポップス不遇の現代において特別な存在として、その足跡を残すであろう。脇を固めるのはライヴではお馴染みのEasy Pieces。現在の日本のポップスシーンに欠かせないセッションミュージシャンとなりつつある彼らの鉄壁のリズム・セクションは、本作でもそのセンスを遺憾なく発揮しており、原曲に新たな命を吹き込んでいる。
new album
『Girl Blue』NEON-001 2,415yen
2008/3/19 on sale